Seven Samurai, The Hidden Fortress, My Neighbor TOTORO

amazon.com に注文していた 北米版 DVD が三本届いた。

届いたのは、昨日書いた、「Seven Samurai - The Criterion Collection」及び、「The Hidden Fortress - The Criterion Collection」と、「My Neighbor TOTORO」・・・つまり「となりのトトロ」。
となりのトトロ」は、前から、日本版の DVD を買おうかなとたまに思うことがあったが、結局買っていなかった。それもあり、Seven Samurai などを調べるついでに、北米版となりのトトロを調べてみると、日本版と比べて、収録内容はほとんど変わらないのに値段が安いし、他の2本と一緒に買えば送料的にもお得なので、購入となった。
Seven Samurai - The Criterion Collection」、紙製の外箱とディスクケースのデザインが、とても渋くていい感じ。60Pほどあるブックレットがついており、Disc は昨日も書いたとおり、3枚組。本編は、音声がオリジナルモノラル音声とドルビーサラウンド音声を選べ、研究家、批評家達による2種類のコメンタリーも選べる(コメンタリは当然英語だが)。特典映像は、予告編・特報、2時間近い大島渚によるインタビュー映像(日本語音声)、1時間ほどある英語音声ドキュメンタリ、東宝版 「七人の侍」DVD にも収録されている「創ると言うことは素晴らしい」(日本語音声)などと充実しており、「創ると言うことは素晴らしい」と特報が映像特典の、東宝版 DVD を軽く凌駕している。東宝版と比べて値段も安いし(amzon.com での購入価格は $34.39。ちなみに日本版は amazon.co.jp で今 \6,237)、こうして比べてみると東宝版の影が薄くなる。ただ、東宝版の良いところとしては、日本語字幕が出せるのが結構好評なようで、古い映画だけあって音声的に聞き取りにくい場所があるのだが、字幕で助けられるようだ。クライテリオン版で鑑賞時、横に東宝版を入れたポータブルDVDを置いておいて、音声が聞き取りにくい場合は、さくっとそこだけ日本語字幕付きで再生するというのは悪くないかもしれない。
The Hidden Fortress - The Criterion Collection」の、映像特典では、ジョージ・ルーカス黒澤明隠し砦の三悪人について、語っているようだ。この当然英語な特典映像、僕の英語能力では理解できないだろうが、スター・ウォーズの着想には「隠し砦の三悪人」からの影響もあることを公言している、ルーカスが語っている(ちなみに、スター・ウォーズは「指輪物語」からの影響も強いことも有名)、この特典映像は、非常に興味が惹かれるので、理解できなかったとしても一応最後まで観てみたく思っている。
この3本、収録内容はそれぞれ日本版にはない特徴があるし、値段的にも、日本への送料を入れても日本版を買うより数千円は安く買えたので、良い買い物が出来たのではと、観る前から既に満足度高し。