Señorita Cometa - 九重佑三子版「コメットさん」
宇宙からやってきた魔法を使えるお手伝いさん「コメットさん」の九重佑三子版は、リアルタイムではないが、幼い頃再放送で楽しみにして観ていた。親も一緒に、家族全員で、面白く観られた番組だった記憶がある。
コメットさんは、僕が小４のときに、大場久美子主演でリメイクされたが、ウルトラマン兄弟が客演してくるなど、子供向けによりシフトされた印象が物足りなくて、初代コメットさんの方が好きだった(大場久美子版のウルトラマンタロウが元彼だったとかっていうはちゃめちゃな設定も嫌いではないが)。幼い頃の記憶なので、細かなストーリや設定はよく覚えていなかったりするのだが、コメットさんといえば、今でも九重佑三子版の方が先に頭に浮かぶ。
その、九重佑三子版「コメットさん」について、「Cometo-San コメットさん | ( 1967 - 1968 )」って海外サイトを見つけて、朧気な記憶を蘇らせられ懐かしく思ったのを切っ掛けに、Wikipediaや、個人サイト*1などで、コメットさんについて調べてみると、メキシコでは、Señorita Cometa というタイトルで放送され人気を博し、九重さんは、メキシコで大変有名な日本人とのこと。メキシコのバラエティ番組で、現在の九重さんに会いにいくぐらい、今でも愛されているようで、良いドラマは言葉も国境も時代も越えてしまうのが素敵だ。
初代コメットさんは、スタッフも、監督に中川信夫、脚本に、佐々木守、山中恒、市川森一ら蒼々たる人達も参加していて、今観ても、なかなか楽しめる作品なのも当然か。
この昭和の良ドラマ、CSなどでは最近でも再放送があるようだが、なぜかDVDは、まだ出ていないようだし、ビデオ化自体わずか３話だけしかされていないようで、日本の映像メーカーは昭和の良作を、時代を超えて残すことに消極的なようである。勿体ない。
ところで、コメットさんの、原作が、横山光輝だったこと知らなかった・・・
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