昨日、予約したDVD

2ヶ月前、仕事帰りにレイトショーで鑑賞した「ミスト」は、映画終了後、辺鄙な場所の家に帰り着くともう日付が変わっており、バスもなくなって、坂道を徒歩での帰途だったのだが、その甲斐ある満足いく映画で、坂道登る足取りも軽かった。当たり前のことであり書くまでもないことだが、暫く劇場で映画を観られていなかったこともあり、やはり映画を劇場で観るのはいいなと改めて感じさせられた。虫が最初にガラスにぶち当たった瞬間、直後自分で笑ってしまうぐらいマジでのけぞってしまい、座っている体が、がくっと揺れてしまったのだが、こういうのも劇場のスクリーンと音響あってのこと。ちょっとしたシネコン並のAV環境持っているお金持ちな人は別かもしれないが、うちでDVDじゃ、同じシーン観ても、気持だけでなく、体が実際に揺れるほど、のけぞれるかどうかは分からない。
とはいっても、面白かった映画は、劇場で鑑賞していても、DVDはDVDで別腹で楽しめるもので、9/17にリリースされる、「ミスト」のコレクターズ・エディションDVDも、特典ディスクには、フランク・ダラボン監督が本当はこちらを公開したかったらしい、モノクロ・バージョンが収録され、本編ディスクの監督コメンタリーもあるなど、楽しみな仕様で、予約した。

ミスト コレクターズ・エディション [DVD]

ミスト コレクターズ・エディション [DVD]

今月22日に、クライテリオンから、黒澤明監督「天国と地獄」の新しい2枚組みが出ることに気づいたのだが、クライテリオンの以前のエディションより、魅力ある仕様で、こちらも予約。本編は新しくリストア収録されていて、特典映像として、予告編、東宝の国内盤(普及版じゃない方)にも収録されているドキュメンタリ「黒澤明〜創ると云う事は素晴らしい」に加えて、テレビ放映された三船敏郎インタビュー(TV talk-show host Tetsuko Kuroyanagiとあるので、「徹子の部屋」からの映像だろうか)と、新しく撮られた山崎努インタビューが収録される。