瀬田貞二子どもの本評論集 児童文学論

瀬田貞二氏の評論集が、先月新刊で福音館書店より出版されました。『瀬田貞二子どもの本評論集 児童文学論』、上下2巻でセット販売のみ。児童文学やファンタジー、昔話についての評論などが、1072ページ!
確か、映画LotR第一部の公開年にも、福音館書店から、このような本が出るという話が流れたことがあったと記憶しています。そのときは出版されず、立ち消えになったと思ってましたが、遂に出版されたのですね。これまで、瀬田貞二氏の著書などに含まれる児童文学論に、何度も感銘を受けているので、嬉しい出版です。お金に余裕があるときにでも、買いたいと思います。
目次を見ていると、どれも読みたい文章ばかりですが、「トールキン先生の俤」が、やはり特に気になります。