不思議の国の“アリス”―ルイス・キャロルとふたりのアリス

Amazon.co.jpより届く。1年半ばかし前に図書館で借りて読んだことがあるのだが、All Things Alice: The Wit, Wisdom,and Wonderland of Lewis Carrollを眺めているうちに、この本のことを良い本だったなぁとふと思い出し、手元に置きたくなり注文。次の引用は、図書館で借りたときに自サイトで紹介した拙文。

ルイス・キャロルとふたりのアリス』は絵と写真が豊富な大判のムック本で、キャロルと『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』にまつわる話を、読みやすくまとめてあります。僕は、キャロル縁の地を実際に尋ね豊富な写真とともに紹介している章と、様々な画家によるアリスの挿し絵を紹介した章が面白かったです。ムーミンのトーベ・ヤンソンによる、アリスの挿し絵があるのは知っていたのですが、この本で、はじめて見ることができました。ちなみに、監修者が同じ、『「不思議の国のアリス」の誕生―ルイス・キャロルとその生涯』も、読みやすい良書なんで、キャロルとアリスシリーズに興味持っている人への水先案内に、お奨めです。

「不思議の国のアリス」の誕生―ルイス・キャロルとその生涯 (「知の再発見」双書)

「不思議の国のアリス」の誕生―ルイス・キャロルとその生涯 (「知の再発見」双書)

トーベ・ヤンソン挿絵のアリスは、日本語版が今年になって出版されていて購入済み。ヤンソン描くアリスワールドはムーミン谷と地続きになっていそう。
不思議の国のアリス

不思議の国のアリス