黒澤明

今読んでいる本、『黒澤明 VS ハリウッド 「トラ・トラ・トラ!」その謎のすべて』

黒澤明vs.ハリウッド―『トラ・トラ・トラ!』その謎のすべて

黒澤明vs.ハリウッド―『トラ・トラ・トラ!』その謎のすべて

まだ読み始めたばかりだが、この本、滅茶苦茶面白い。黒澤が請われてハリウッド大作「トラ・トラ・トラ!」に挑むも、精神の病気を理由に突然解任されてしまった、映画史に残る事件についてのノンフィクション。感想は読み終えた後にでも(気が変わらなければ)。
実を言えば僕は黒澤明監督の作品はそれほど数を観ておらず、「七人の侍」さえ未見である。しかし、世界的な名作となっており、海外の名監督達にも大きな影響を与えた、黒澤作品はやはり観ていくべきだろうと、先日ふと思いたち、数週間前に、まず「七人の侍」を購入。
七人の侍 [DVD]

七人の侍 [DVD]

購入しておきながら、なかなか観る時間が取れず、未だに未見なのだが、購入後、「七人の侍」 DVD はCriterionという LD 時代からリマスタリングの優秀さが誉れ高いメーカーが出している北米版 DVD が、画質の評価がとても高いことを知る。しかも、今月さらに画質や音質が向上しているらしい、3枚組の Seven Samura - Criterion Collection が発売されたというではないか。日本版(東宝版)DVD も決して、画質の評価が低いわけではないようだが、クライテリオン版について、あちらこちらで調べれば調べるほど、持っている、東宝版 DVD すら観ていないにも関わらず、クライテリオン版も欲しくなってくる。結局、物欲に支配されるままに、先週、「隠し砦の三悪人」のクライテリオン版 The Hidden Fortress - Criterion Collection  とともに、Seven Samurai - Criterion Collection を、amazon.com に注文。届くのを待っているところである。
また、黒澤明関係の書籍も日本版「七人の侍」DVD を買ったあたりから、3冊購入しており、『黒澤明 VS ハリウッド』は、そのうちの一冊。他に買ったのは以下、
黒澤明と「七人の侍」 (朝日文庫)

黒澤明と「七人の侍」 (朝日文庫)

複眼の映像 私と黒澤明

複眼の映像 私と黒澤明