ローズ・イン・タイドランド

ローズ・イン・タイドランド [DVD]

ローズ・イン・タイドランド [DVD]

先週末に、amazon.co.jp から届いたDVDを日曜日に鑑賞。2006-07-31にシネコンで見ているが、劇場とDVDで同じ映画を観る度に、良い映画はDVDだけでなく、できるだけ劇場でも観ておくべきだなぁと改めて思う。とても当たり前のことを恥ずかしげもなく書くと、DVD鑑賞ならではの良さも多々あり、劇場ならではの良さも多々ある。
冒頭、ジェライザ=ローズが、草原で逆さになった廃バスの中で、指に填めた頭だけの人形らと語り、脇を通る電車の轟音とバスの揺れに合わせ、楽しげに奇声をあげるシーン、劇場の大スクリーンと音響で観たときに受けたほどの強い印象は、DVD鑑賞では望めない(豪華なホームシアターでもあればまた違うかもしれないが)。去年の終盤から今年にかけて、全く劇場に足を運んでいないので、今年はできるだけ足を運ぶ機会を増やしたいものだ。
本編は改めて観ても良かった、ローズ・イン・タイドランドだが、本編とは関係ないことでDVDについて愚痴を書くと、DVD鑑賞だからこそ楽しめる、特典や仕様が非常に寂しいものであったのが残念だ。購入前に、これらがある程度寂しいことは分かっていた上で購入したものの、特典映像が、思ってた以上にギリアムや出演者らの映像が少なく、なぜか爆笑問題2人だけの掛け合いが35分の特典映像時間のほとんどを占めているのには、呆れて脱力してしまった。字幕が日本語のみで英語字幕がないことにも、届いてから気づき、がっかりである。
ちなみに、本日リリースの UK版 DVD は、2枚組で、コメンタリーやメイキング、インタビューなど特典がとても充実しているようだ。