かもめ食堂
- 出版社/メーカー: バップ
- 発売日: 2006/09/27
- メディア: DVD
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夜中に観てたらお腹空きました。やっぱり、特におにぎり食べたくなりますね。これ観てフィンランドへ行った人も多いんだろうなぁ。夜中でも今すぐ行きたくなります。
以下多少ネタバレあり。
最初の方で、小林聡美と片桐はいりが出会ったときの、カットバックなギャグがいまいちだったので、こういう笑いが続くと、きついなぁという不安感も感じる出だしでしたが、昼斗念とか面白かったですし、ギャグに走りすぎる映画でもなく抑えめでしたので杞憂でした。
心地よい映画で、この映画の評判が良かったのは頷けます。「やりたいことしかやらない」小林聡美演じる主人公は、人に迷惑かけず自然体でそれを実行できているから憧れや共感を得るのでしょう。人は誰でも、自分が頑張った結果を誰かに認めてもらいたいものでしょうから、ラスト近くのプールのシーンがいい余韻を残すのでしょう。小林聡美、もたいまさこらの演技も、綺麗に嵌っています。
ただ、ある意味、理想郷的展開な世界なので、そんなのありえねぇ〜的な見方をしてしまうと、褪せて見えてしまいそうにもなり、心地良く観るには、野暮な邪念は捨てて理想郷に入り込むこと前提ですね。