Criterion Eclipse Series 7: Postwar Kurosawa

クライテリオンが、毎月、監督やテーマ別に、3〜5作品をセレクトしたボックスセットを比較的、廉価でリリースしているレーベル、Eclipse Series の、来年1月リリースの第7弾は、戦後初期の黒澤明作品を集めたPostwar Kurosawa。作品は、『生きものの記録』(1955年 東宝)、『白痴』(1951年 松竹)、『わが青春に悔なし』(1946年 東宝)、『素晴らしき日曜日』(1947年 東宝)、『醜聞』(1950年 松竹)。定価$69.95だから、予想される、amazon.com での予約価格は$52〜$53 程度か(現時点では、まだ予約を取り扱っていない)(2007-11-01 追記 amazon.com での予約取り扱いはじまりました。 amazon.com: Post-War Kurosawa Box - Eclipse from Criterion。予想より安い、嬉しい30% OFF!の $48.99です。)
このシリーズの性格からいって、おそらく、日本盤などの既存のマスターを流用して、特典も収録されない形になりそうだから、クライテリオンの新しいリリースだからといって、画質・音質や収録内容の充実度で過度の期待はできない。しかし、画質・音質については、日本盤と同等のクオリティは多分確保してくれるだろうし、5作品が$52〜$53程度+送料で購入できるのは、大変、魅力的*1。Postwar Kurosawa、購入を検討したいと思う。

生きものの記録 [DVD]

生きものの記録 [DVD]

白痴 [DVD]

白痴 [DVD]

わが青春に悔なし [DVD]

わが青春に悔なし [DVD]

素晴らしき日曜日 [DVD]

素晴らしき日曜日 [DVD]

醜聞 (スキャンダル) [DVD]

醜聞 (スキャンダル) [DVD]

*1:ちなみに、東宝が、普及版と称する、特典を簡略化し、これまでより安い価格の黒澤明作品DVDのリリースを順次開始するが、1枚組の作品の amazon.co.jp での予約価格は、25% OFF で、¥2,953 する。従来DVDの特典で面白く貴重な映像なドキュメンタリシリーズ「創ると云う事は素晴らしい」が省かれた割には、さほど安くもないので、食指が湧かない。