Bewitched x-mas

もうすぐクリスマスですが、YouTube では、奥さまは魔女(Bewitched)のファミリーが、クリスマスを祝ってくれてました。

サンタさん、僕にこのコンプリートBOXをくださいな。「奥さまは魔女」全話に加えて、人気が出ず13話で終わってしまったという「タバサ」や、映画版やら、特典映像まで入ってる完全セット欲しいなぁ。amazon.co.jp価格、72,519 円かぁ。無理です。

生まれる前から放送されていた「奥さまは魔女」、たまに、今、NHK BSでやってる再放送を見るんですけど、話しがよく出来ているし、何度観ても、おもしろいんですよねぇ。以下、2004年に地上波で第2シーズンの途中までを変則的に再放送していた際に、拙サイトの日記ページに書いた、2話分の感想の転記。

  • 第1シーズン18話「猫にバケたな」 (The Cat's Meow)を観た感想

最近、関西では木曜深夜に、地上波の毎日放送で、子供の頃何度も再放送で見ていた、懐かしい海外ドラマ『奥さまは魔女』の放送がはじまった。少し前にも違う時間帯で、特選集という形で何話か放送があったのだが、おそらく好評だったのだろう、その時放送した回を除いての、第1シーズンから、週に2話ずつの再放送になっている。その第1シーズンは日本ではたった1度しか放映されなかったらしいから、多分僕は見たことがないと思う。それにしても40年も前のドラマだというのに、その面白さの古びなさはすごい。ストーリーがとてもよく出来ているのだ。
今週放送のうちの一本は、サマンサが猫に化けて見ていると思い込んだダーリンが、猫の前で誘惑にのらないようジタバタドタバタする話しで、ただの猫をサマンサだと思って話しかけたり、慌てたり、謝ったりするダーリンがとにかく面白い。これから見ようとしている人がいるといけないので、詳しくは書かないが、ラストもとてもしゃれている。サマンサが魔法を使わないという、変化球の回だが、本当に魔法を使えるということが勘違いを生み出すので、魔法使い物の面白さを失っておらず、実に巧い変化球だった。

  • 第1シーズン22話「サマンサは2百才?」(Eye of the Beholder)を観た感想

奥さまは魔女』、今週放送分の1本は、魔女であるサマンサは、人間のようには年を取らないことをダーリンが知って悩む話し。自分が老いても、若い姿のままであろうサマンサとの、将来のことで思い悩むダーリン。この回も、コメディーとして30分笑わせてくれるスタンスはいつもどおりで、ラストはお約束のダーリンとサマンサがキスするハッピーエンドで終わる。とはいえ、この年の取り方の差の問題、この物語世界の設定では避けては通れないシビアな問題だ。二人の将来に哀しい物語も想像できてしまう。ダーリンが亡くなった後の世界に、さして年を取らぬまま残されるサマンサは、その後どのように生きていくのだろう。