「Mighty Joe Young」 DVD鑑賞

Son of Kong に続き、今日は、Mighty Joe Young(邦題 猿人ジョー・ヤング) をUS盤 DVDで鑑賞。初見。
メリアン・C・クーパ、W.H.オブライエンらキングコングの制作陣に、オブライエンの弟子レイ・ハリーハウゼンらが加わり、1949年に公開されたコング映画。

これも 面白かった。単純明解なストーリーでキングコングのような派手なバトルもないが、ショーのシーンなど楽しいし、ハラハラさせられ痛快でもある車での逃走劇と、クライマックスの猛火に包まれる孤児院でのジョーらの活躍など、終盤結構手に汗握る。
キングコングのように文明や欲に目が眩んだ愚かな人間の犠牲になることなくジョー・ヤングが故郷に戻れる、ほのぼのとしたハッピーエンドで、こういうのも悪くない。

画質・音質は他の『The King Kong Collection』の DVD 同様とても良。

(あらすじ)アフリカで少女ジルと暮らしていた大きなゴリラのジョー・ヤングが、アメリカに渡り少女と共にショーに出ることになる。ジョーは、ジルと共にショーで大喝采を浴びるが、次第にホームシックにかかりご飯も喉に通らなくなる。ある日、タチの悪い客3人がジョーに酒を飲ませてしまい、ストレスもあってか酔っぱらったジョーは大暴れ。客を追いかけまわし、ライオンたちをなぎ倒し、そしてホールを大破壊。ジョーはジルに促され檻に戻るが、時は既に遅し、警察の手により射殺が決まってしまう。ジョーを救いアフリカに戻るべく一計を案じたジルらは、ジョーを車に乗せて警官を欺きながらの逃走劇。首尾良く逃げ切れたと思いきや、猛火に包まれる孤児院に遭遇し・・・